2018/10/16 ベーシックファーストエイド講習 @八ヶ岳

   注) 著作権 すべて 坂本元太にあります。コピー不可

 

救命の連鎖

 予防 通報 一次救命処置 二次救命処置

  通報 119番

  一次救命 救急車 到着まで約9分

 

山岳における救命の連鎖の問題

  119番 繋がらない

  救急隊・救助隊がくるまで時間がかかる

  天候の悪化

  活動場所が不安定

  救命すべき傷病者が多数発生している

 

何かがおかしくない?

  山岳では山岳での評価と判断が必要

 

靭帯の構造と酸素化

  呼吸器系、循環系、神経系によって維持

  どかこが途絶えれば酸素化できなくなる

  酸素化が途絶えれば姓名が途絶える

 

呼吸器系

  体内に空気中の酸素を取り入れる

  血液に酸素を送る

循環器系

  血液に酸素を取り込む

  酸素で満たされた血液を前身の細胞へ送る

神経系

  意識をコントロール

  呼吸、循環をコントロール

 

脊椎損傷とは

  脊椎;;背骨

  脊髄;;神経束

 

三段階で評価

  周囲の状況や安全の確認

  今すぐ処置や搬送が必要か確認

  これから起きる問題の把握と応急処置

周囲の状況や安全の確認

  安全  自分→現場(第三者)→傷病者

      感染防御

  受傷機転 外傷or疾病

  資器材 数、何を持っているか

今すぐ処置や搬送が必要か確認

  酸素化できているかの評価方法

    脈・・首又は手首の動脈で確認

    大出血・・首、脇の下、体感、足の付け根を確認

    呼吸・・空気の出入り、おなかの動きを確認

    意識・・意識レベル

        反応あり・音茂樹に反応・痛み刺激に反応・無反応

    脊椎・・受傷機転(受傷の原因)から判断

  処置・・・問題があったら

    脈なし・・CPR

    大出血・・圧迫止血

    呼吸なし、苦しそう・・CPR

    意識なし、おかしい・・回復体位

    脊椎損傷あり・・動かさない

            ※自分で動くは許容範囲

これから起きる問題の把握と応急処置

  情報収集

    SAMPLE

     S=症状

     A=アレルギー

     M=常備薬

     P=持病・既往症

     L=最終の飲食・排出

     E=起こったこと

    バイタルサイン

     脈拍数・・手首で1分間

     呼吸数・・お腹で1分間

     皮膚の状態・・色・温度・湿り

     意識レベル

       あり→  詳しく

       なし→  音反応・痛み反応・無反応

    全身の確認

      変形

      色

      腫れ

      メディカルタグ

 

熱が奪われる原因

  伝道

  対流

  放射

  気化

 

低体温

      寒い人       軽度低体温症    重度低体温症

  意識  あり        おかしい      なし

  症状  止められる震え   止められない    震え無し

 処置

    保温

    飲食によるエネルギー摂取と外からの保温

      大事なのは 糖

   (自分で飲めるなら 暖かいお茶よりも 冷たいコーラ)

 

創傷

   深さを確認

   水での洗浄と保護

   感染は受傷2~3日後から局所感染が始まる

   最終的には全身感染から死に至る

      発熱に注意!!

 

ケガ

  患部を動かせる・・ローリスク(捻挫、打撲等)  

  患部を動かせない・・ハイリスク(骨折、脱臼等)

  RICE+固定

    虚血(しびれ、動き、血流)を確認すること!

    虚血があったら即病院へ!

 

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